はいどうも!オクトパスです!
久々更新になってしまいましたが英語の勉強はずっと続けてます。
去年の今頃に英検準1級合格後、それからはずっとTOEICをガチってました。
んでその結果700までスコアを伸ばすことができたんだけど今まさにここで停滞中です...(´_ゝ`)
現在の最高スコアはリスニングが390でリーディングが310。
特にリーディングのパート7の長文が全然点数伸びなくてこりゃぁこのままじゃあかん!ってことで小説の精読を始めました。
最初に読んだのがフリンドルなんですがこちらはもうすでに記事を書いてあったので特に新しく記事を書くことはしませんでした。
コレ↓

今回は2冊目の精読が終えたのでその本の紹介となります。
その名も・・・・Around the World in 80 Days!!!!(80日間世界一周)
これも本当に面白かったので僕のブログでもぜひ紹介したいと思います。
前振りはこんなところで早速紹介!!
Around the World in 80 Days
いろいろウンチクを調べて載せてますがボリューム、難易度やあらすじなど興味のある所だけ目を通してくれればOKです。
本の概要
あらすじ
ジュール・ヴェルヌの『80日間世界一周』は、イギリス紳士フィリアス・フォッグが「80日以内に世界一周できる」という賭けをしたことから始まる冒険小説です。
彼は忠実な召使いパスパルトゥーとともにロンドンを出発し、列車や船を乗り継ぎながらインド、日本、アメリカなどを旅します。しかし、旅の途中で様々なトラブルや妨害に遭い、刑事フィックスに強盗犯と疑われて追われることに。
主な登場人物
フィリアス・フォッグ
イギリス紳士で、本作の主人公。ロンドンの「リフォームクラブ」の会員で、冷静沈着かつ理知的な性格。時間に厳しく、賭けに勝つために合理的な判断を下すが、旅を通じて人間味も見せる。莫大な財産を持ち、旅の費用を惜しまない。
ジャン・パスパルトゥー
フォッグの忠実な召使い。元曲芸師で、陽気で好奇心旺盛な性格。フォッグとは対照的に感情豊かでトラブルに巻き込まれやすいが、旅の中でフォッグを支える重要な存在。
アウダ夫人
インドでフォッグ一行が助けた若い未亡人。盗賊団に捕らわれていたがフォッグたちに救われる。その後、彼らと旅を共にする。
フィックス刑事
ロンドン警視庁の刑事。フォッグを銀行強盗犯と勘違いし、逮捕しようと執拗に追跡して旅を妨害する。
この4人を中心に、各地でさまざまな人物が登場し、フォッグの冒険を彩っていきます。
物語の時代背景
1. 交通機関の発展
19世紀は鉄道と蒸気船の発展によって、長距離移動が大幅に短縮された時代でした。本作でも、以下の交通手段が使われています。
- 鉄道(例:インド横断鉄道、アメリカ大陸横断鉄道)
- 蒸気船(例:スエズ運河経由の航路、太平洋・大西洋横断)
- その他の乗り物(象や帆船など、地域ごとの移動手段も登場)
当時、世界一周の所要時間は100日以上が常識でしたが、新しい交通網の発展により、「80日で世界一周」が理論上可能になったことが本作の着想となっています。
2. 大英帝国の繁栄と植民地支配
この時代、イギリスは「世界の工場」と呼ばれ、広大な植民地を支配していました。本作の旅路でも、イギリス領インドや香港など、植民地を通過する場面が多く登場します。これにより、イギリス人の旅が比較的スムーズに進む様子が描かれています。
3. 産業革命の影響
産業革命の進展により、時計や通信技術(電信)が発達し、正確な時間管理が重要視されるようになりました。フォッグが時間厳守の性格であることや、電信で指名手配情報が送られる場面は、こうした時代背景を反映しています。
このように、技術革新と大英帝国の絶頂期という時代背景が、『80日間世界一周』のストーリーに大きな影響を与えています。
本のボリューム、難易度は?
これが調べてて一番びっくりしたんですが、いろんなバージョンの本があります。
ガチのオリジナルバージョンは250~280ページあるやつで僕が読んだやつはCLASSIC STARTSシリーズというもので子ども向けに簡略化されたバージョンで、約150ページの長さです。
原作を読みやすくしたものなので、英語学習者や児童向けに最適な入門版です。
CLASSIC STARTSシリーズの特徴
- 対象年齢:8~12歳向け
- 文体:シンプルな英語で書かれており、語彙や文法が易しくなっている
- あらすじ:主要なストーリーはそのままに、細かい描写や複雑な表現を省略
とこれは英語ネイティブの人が読んだ場合!!児童向けとはあくまで英語ネイティブのことを指していて日本人のことではありません。
ただし英語学習者には本当に最適な教材になりうると思います。
読み終えての感想(本の内容と難易度について)
まずは難易度について
僕がこれをしっかり読み始めたのが英検準1級、TOEICスコア700まで到達している時点での話。
読んでいて思ったのが普通にムズイっすww
確かに準1級までやってきてるので単語で困ることはほぼほぼなかったけど何が難しいってのはイディオムや句動詞の理解が全然甘かったこと。
ちょっとだけ例を言うと、
I’ll give him that.(それは彼の長所だと認めよう)
give someone that. →(人)のその点を認める/そこは評価する
You’re not in the way.(邪魔じゃないよ、気にしないでいいよ)
be in someone’s way → 誰かの邪魔をする、妨げになる
というように単語に難しいのは全くないけど意味をきちんと読み取れてないものが本当にたくさんあった。
これでネイティブの子供向けっていうんだからもっときちんとイディオムや句動詞をしっかり覚えなきゃなって思わされてます。
それらを学ぶという意味でもすごく英語学習の良い教材だと思いました。
どんな人に向いてる?
あくまでも個人的な見解ですが、レベル的には初級~中級者向けってところでしょうか。
英検3級にはちと早いかなって思うけど準2、2級レベルでも単語に関してはそこまで難しいのがないので読めなくはないって感じです。
TOEICだったらそうですね、500~600くらいだったらちょうどよいかもです。
すんませんかなり感覚的な話ですがww
あとはやっぱこの冒険ものというジャンルが好きかどうかですね。
旅行好きなかたなら是非オススメしたい作品なのは間違いないです!
内容の感想
これが一番大事だけどマジで面白かった!!!
どんなに良い英語学習の教材だとしても面白くなかったら続かないしまた2周目、3周目と読みたくならないもん。
この記事を書いてる時点では3周目を読み始めてるときです。
なんで何回も同じものを読むのかというと本にイディオムや句動詞の意味をことどとく書き込んでいて次読み返すときいちいち調べる必要がないからめっっっっちゃスムーズに読めるんですよ。
僕が書いていた例↓
何回も読むとその単語のまとまりの意味を覚えられるしストーリーで覚えられるから忘れにくいんです。例えばこのフレーズ、make up for~(~を埋め合わせをする)って意味ですがただ単に熟語として覚えてるだけじゃ忘れちゃうけど、ある場面で主人公のフォッグが船の船長に対してかなり無理な要求をしていて、目の前に札束をドンと見せつけて「これで埋め合わせになるはずだ!」みたいな場面をすぐに思い浮かべるので僕はもうこのフレーズを忘れることはないと思いますww
このように何度も同じものを読む利点はあるし、ストーリーが面白いからこそ何度も読もうって思えちゃうんですよね。
ストーリーが面白いのもそうなんだけど主人公の「ザ・金でモノを言わす」みたいなところも見どころの一つですw
事あるごとに買収します。気持ちがいいくらい買収しまくりです(笑)
もちろんそれは悪い意味ではなくて純粋に80日間以内に世界一周をするという目的のためですがそこで金を使いまくるせいで例え賭けに勝ってもそんなに得しない旅になっちゃてるんですよね。
本当に金のためだけなら買収とはいえもっとお金をセーブして旅を続けてたと思う。
だってそうじゃないと賭けに勝っても買収でめっちゃお金使ってるからほとんど得にならない。
そして最後の見どころもこんだけお金をつぎ込んでつぎ込んでなんとか世界一周して賭けに勝ったかどうかは別として何を得たのか?
これがまぁ最高です。
ネタバレになってしまうのであんま言わないですがまぁロマンっすねww
最後に
いかがだったでしょうか?
飛行機がまだ無い時代のストーリーなので今の便利になりすぎた世の中と対象的でそれらと比べながら読むのも面白いかもしれません。
読んでるだけでも冒険を感じられるのでアドベンチャー系が好きな方にはぜひオススメしたい1冊。
僕は英語の勉強、とりわけ今はTOEICなんですがその勉強に行き詰っていて全然向上してる実感を感じれてなくてちと進路を変えて取り組もうと思ってやってるのが小説の精読。
これがいまは本当に面白いしちゃんと勉強になるしで今の自分にとってすごくあってる勉強方法だと実感してる。
みなさんも今の英語の勉強に飽きてたり行き詰ってたら少し方法を変えてみるのもいいかもしれませんね(*’▽’)
Around the World in 80 Days (Classic Starts)
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