どうもオクトパスです。
この記事で紹介するのは「DOGS DON’T TELL JOKES」。
前回の記事で紹介したSOMEDAY ANGELINEの続編にあたる作品です。
続編とはいっても主人公がアンジェリーンからバトンタッチして彼女の友達のゲイリーが主人公。
メインで登場するのはゲイリーだけどアンジェリーンも所々出てきて2人のやりとりもあったりして見どころの一つとなってます。
SOMEDAY ANGELINEを楽しめた方にはぜひオススメしたい1冊!
あらすじ
「お前、バカだな、グーン。わかってんのか?」
「ゲイリー・W・ブーンは“グーン(間抜け)”だ」――少なくとも、7年生の残りの生徒たちはそう思っている。
でもゲイリーには確信があった。自分は生まれつきのスタンダップ・コメディアンだ、と。
もうすぐ開かれるタレントショーこそ、それを証明する絶好の場だ。
クラスの仲間たち、厳しいミス・ラングリー先生、そして「もう彼の止まらないジョークにはうんざり」と言う全員に見せつけてやるんだ。
ゲイリーは、ステージに立つまでに本当に面白い方法を見つけ出せるだろうか?
そして――とんでもないハプニングが彼のデビューを台無しにしそうになったとき、彼は最大のジョークのオチ(punch line)にされるのを避けられるだろうか?
主な登場人物
■ Gary Boone(ゲイリー・ブーン / 通称:Goon)
主人公。冗談好きで明るいがクラスメイトからはあまり好かれていない。才能ショーに挑戦し、自分を信じることや勇気を学ぶ。
■ Angeline (アンジェリーン)
ギャリーの理解者。落ち着いて観察力があり、彼の努力や成長を支える。
■ Joe (ジョー)
クラスの人気者。ゲイリーに対してもみんなと同じように接する。
■ Gary の両親
心配性だが愛情深い。現実的視点でギャリーの行動を見守る。
難易度とボリューム
ボリューム
ページ数は209で25章構成
難易度(チャットGPT基準(笑))
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語彙
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日常語が中心ですが、冗談やユーモア表現、スラング、慣用句が多く登場します。
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例:“ad-libbing”(即興で話す)、“down pat”(完璧に覚える)、“sandbagging”(力を隠す/手加減する)。
 
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文構造
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基本的には短文や会話文が中心で理解しやすいです。
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しかし、キャラクターの心理描写や内心の独白では複雑な文や関係代名詞、仮定法が出てきます。
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例:“If you have never felt anything like it before, then how do you know it will be a disaster?”
 
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ユーモアと文化的背景
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冗談やコメディの感覚を理解する必要があります。
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アメリカの学校生活や才能ショー、クラスメイト間のからかいなど、文化的文脈が分かると理解が深まります。
 
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読解量
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1章あたりの文章は長めで、キャラクターの会話とナレーションが混在しています。
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学習者は会話部分と心理描写部分を切り分けながら読むと理解しやすいです。
 
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総合評価
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読みやすさ:★★★☆☆(中級向け)
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語彙・表現の難しさ:★★★☆☆〜★★★★☆
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文化理解の必要性:★★★☆☆
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おすすめ学習法:
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会話文と心理描写を分けて読む
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冗談やユーモア表現をメモして自分で使ってみる
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辞書だけでなく、文脈から意味を推測する練習
 
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感想
前回のストーリーから2年後の話でアンジェリーンも登場してきます。
序盤からガールフレンドとして紹介されてるところがなんだかハニカム感じw
ちょうど年齢的には日本でいうと中学生になったあたりらへんでまさに思春期って感じ。
当然親との衝突もあるし読んでてすげぇわかるな~って思うところもあると思います。
友達関係がうまくいかないところやクラスメイトからしょっちゅう馬鹿にされたりと結構リアルな感じ。
それでもめげずに学校の最大のイベント(ゲイリーにとって)タレントショーに向けて努力してる描写もすごくすきなシーンの一つ。
そしてやはり最大の見どころは学校で行われるタレントショー。
途中挫折も味わいながらも己を奮い立たせて舞台の上に立つ。
後はもうぜひ読んで楽しんでもらいたいと思います!
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