リベ大で教養としてオススメされている簿記3級
この記事はこれから簿記3級を勉強しようかどうか悩んでる方、試験に向けて実際に勉強してる方に向けての記事になります。
結論として
簿記3級を受けて結論としてどうだったかというと、
「マジで勉強してよかった」
僕は現在自営業で仕事をしていて、確定申告も自分でやってます。帳簿も必要最低限なことはやっていますが、自分では納税額を出すことができないので人の手(お金を払って)を借りて毎年納税しています。
簿記3級を勉強して、確定申告の納税額の出し方まではできませんが基本的なことを知ることはこれから先とても有意義でした。
例えば僕は「金持ち父さん 貧乏父さん」という本を読みました。タイトルから察する通りお金についての本です。
そこでお金について色々教えてくれているのですが、その教えの中で「資産と負債の違いを知ることが第一」や「金持ちは資産を手に入れる」などと教えてくれます。
この教えの中のキーワードとして「資産」「負債」というのが出てきます。簿記を勉強するまでは資産って言ったらお金とか・・・土地とか?負債はローンとか?漠然としたことしかわかりませんでした。
そう思ってました。
簿記3級を勉強することでイヤと言うほど(笑)仕訳をすることになります。
仕訳とは取引を帳簿に記録することをいいますが、帳簿をつけるには何が資産で何が負債で、何が収益で費用でというように考えなくてはいけません。
勘定科目は3級だけで100項目くらいあります。
例えば営業用に「車」を買ったとします。この車は「車両運搬具」という勘定科目になって「固定資産」として扱われます。つまり車は「資産」の分類になります。
しかしこの固定資産には減価償却ということが行われていて、日が経つにつれて物の価値がなくなっていきます。
なので「減価償却」ということを知ることで、ただ資産を増やせばいいからと言って「じゃあ車(資産)をたくさん買えばいいんだな!」という事にはならなくなります。
簿記3級を勉強するだけで実務には結びつかなくても、何が資産で、何が負債でというのがはっきりわかります。
正直これだけでも勉強する価値はあったと思いました。
何が資産で、何が負債でなどはっきりわかることにより今後の学びに役に立つ
実際にやった勉強方法
クレアールで勉強
リベ大でもオススメされていたクレアール(通信)を申し込んで勉強しました。
色々パック料金があるのですが、初めて簿記を受ける方のコースみたいのがあって、費用は15,000円くらいで割引があるシーズンなら10,000円くらいで受けられます。
内容はテキスト1冊、問題集1冊、インターネットで受けられる通信講座57単元(1単元10分~40分 単元によって異なります)
この他に直前答練・模擬試験というのがあって本番に近い(後述しますが本番より全然ムズイ笑)テストをPDFで落として力試しをすることができます。
勉強期間
実際に僕が勉強した期間は2020年12月半ばくらい~2021年2月28日(試験日)くらいでした。
僕は基本、月曜~土曜まで仕事で日曜日が休み
平日仕事がある日は1~3時間ほど勉強して、休日はずっと簿記漬けでした。
勉強の流れ
※あくまで僕が試験を迎えるまでにやった過程です。勉強の仕方は人それぞれだと思うので参考にしてくださいm(__)m
ステップ1 通信講座の単元を受講しつつ、章(全15)ごとに復習としてその章の問題集を解く
単元は全部で57あって、一定の単元まで進むとその章の区切りがつきます。その章の区切りがつくまで単元を受講して、区切りがついたら学んだ章の問題集を解きます。
例:単元1~9 「第1章簿記とは」まで受講
1~9まで見終わったら問題集も章ごとに問題が区切られているので「第1章」まで問題を全て解く
ステップ2 全ての単元の受講が終了したら、試験2週間くらい前までひたすら問題集を解いて基礎を固める
57単元を一通り受け終わると、まず最初の方の章のことは忘れてます(笑)
なのでまた初めの章から解きなおして、理解が浅い部分はまた単元を見直したり、よく間違えるところはチェックペンを入れてまた見直したときにちゃんと理解して解けるかを復習する。
試験2週間くらい前までひたすらこの繰り返しをすることで基礎が身につきます。
僕は試験の日まで問題集5周はやりました(笑)
ステップ3 試験2週間くらい前からクレアールの直前答練の問題を解く
直前答練とは本番の試験に近い形で問題が出題されます。
ただしこの直前答練の問題はぶっちゃけ本番の試験のテストより難しく設定されています。
僕は当時Twitterでこのように呟いていました
僕は過去問を一度もやらずに本番に臨んだのですが、あまりにもクレアールの答練と模擬試験が難しくマジで心が折れかけていました(´;ω;`)
それでもめげずにクレアールは問題も一問一問ちゃんと解説してくれるのでそれをみてしっかり理解して本番に臨みました。
今思えば過去問を何回かやったほうが良かったと思いました。(自信を失くさなくて済む笑)
本試験レベルはクレアールの問題集を全部しっかり理解して問題を解くことができれば十分合格することができます。
ただこの難しい問題をやってよかったと思ったのはあらゆるパターンで問題が出題されるので、どんな問題でだされても対応できるようになっていました。
本試験で実際何点とれたかわからないのですが、合計試算表の問題も、決算整理後残高試算表の問題も貸借バッチリ合って、先入先出法の虫食い問題も難なく解くことができました。
いざ本番へ!
当日僕が実際に受けた試験の流れを紹介
↓
会場に9時集合
↓
9時から10分くらい試験の説明(説明後はトイレへ行けなくなる)
↓
9時15分試験開始~11時15分終了(試験時間2時間)
といった流れです。試験は70点以上取れれば合格です。
※追記
無事合格しました(*´▽`*)
まとめ
・簿記3級に関してはクレアールの教材だけで十分合格もできるし、山田先生(単元のビデオで教えてくれる講師)の教え方もうまいので十分理解できる。
・リベ大の両さんも簿記は独学より、しっかり教えてもらった方が良いとおっしゃってた通り詳しい方にしっかり教わった方が良い。ただ合格するために問題を解くのに数学の公式みたいに覚えてもたぶんすぐ忘れる。講師に教わるとちゃんと理論的に理解が深まりやすい。
・試験直前は過去の本試験を1,2年分はやってみたほうが良い。クレアールで唯一足りないと思ったのは過去問を掲載されてないこと。(もしかしたら自分が気づかなかっただけかもしれませんが(゚Д゚;))
クレアールの直前答練と公開模擬試験だけを解いてるとマジで自信を失くします(笑)
問題集も5周してもうほぼほぼわからない所をなくして、公開模擬試験を本番の試験と同じようにやってみたらボロボロだったんで、直前でこの結果はヤバイって本当に焦ってました(-_-;)
減価償却の問題でいきなり残存価額がある問題がでたり(問題集にはなしの問題しかない)Twitterで呟いた通りこれ2時間で終わらす気ないでしょって問題なので(笑)
いかがだったでしょうか。最後はちょっと余談でしたが、これから簿記3級を受けるかどうか検討中の方や、実際に勉強してる方、クレアールで勉強してる方に自分の経験がお役に立てられれば幸いです。
これから簿記3級を受けようと思ってる方に僕が合格できたように、クレアールは本当にオススメです。
僕のTwitter→@Octopuslifeblog
今は英語の勉強にチャレンジしています。私と同じように初級者向けの記事が多いので是非参考にしてください。
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