タイトルにある通り、ふとこんなことを思って書きたくなったので書いてみました。
「やりたいことがみつからない」
と思ったことはないでしょうか?
今回はそういった方に向けて書いた記事です。
僕の場合は常になにかしらやりたいことがあるので正直「やりたいことがみつからない」ということがありません。
ただ周りの人でこういう事をよく聞くって人もいるかもと思い書いてます。
まずは僕自身がやりたいことが常にあるとはどういうことかお話しさせてもらいます。
常にやりたいことがある理由
僕自身は「経験」をすごく重んじています。
この「経験」が全てやりたいことに紐づいていて、経験を通して今現在やりたいと思うことが決定しています。
「2級建築士を取りたい」と思った理由を例に話ます。
東日本大震災があった年、僕は大工としてその年に福島県に仮設住宅を仕事として建てにいきました。
その後、もっと何かやれることはないかと思っていて知り合いにボランティア団体を紹介してもらい約1か月宮城県東松島の野蒜(のびる)というところでボランティアをさせてもらいました。
ここでの一か月間は僕にとってとても貴重な経験となった期間。
ボランティアに行って偉い!と思った方もいるかもしれませんが、僕がボランティアに行った一番の理由は「好奇心」です。
実際に被災した場所がどんな状態なのか自分のこの目で確かめてみたい、そんな好奇心。
こんなこと言ったら好奇心なんかでボランティアに行くなと思う方もいるかもしれません。
しかし、事実本当に一番の理由はやはり「好奇心」。
もちろん大工として助けてあげられることがあればやってあげたいと人助けの気持ちもありましたが、理由としては一番ではなかった。
正直「好奇心」これが一番だったと思います。
ボランティア団体の人たちは地域に根付いて、真摯に活動を行っていたので僕が行った時はすでに地域住民の人たちや役所の人たちと信頼関係を築いている状態。
僕は大工なので、道具も全部車で持っていってできることをさせていただきました。
活動はボランティアのコミュニティが被災した人たちとの信頼関係を築いていたので、必要があれば要望がきてできることをこなしていく感じ。
実際にやったことは、
・被災した家にいってガレキの撤去
・泥などの汚れたところの掃除
・道路の側溝の土詰まりの除去・掃除
・イベントなどのお手伝い
などなど(全部覚えてないw
大工としてやらせていただいたことは、
・被災した家の修繕
・仮設住宅の集会所にサンデッキの作成
・廃材を集めて、ゴミ集積場の作成(津波で流されてなくなっていたので頼まれた)
これもなどなど(覚えてなww)
ただボランティア活動する以外にもいろんな経験をさせてもらった。
ボランティアの拠点は被災した野蒜小学校を使わせてもらっていました。
ここでボランティアの人たちと寝食を共に。
みんなで一緒に食事の用意をしたり、掃除したり、ボランティアの活動場所に向かったりと楽しく過ごした。
髪が伸びてきたので切りたいと思い、ボランティアのコミュニティに床屋を紹介されていきました。
ここの床屋の店主さんは奥さんとお子さんが津波で流されて亡くなったと髪を切りながら打ち明けてくれたとき、顔が涙でぐしゃぐしゃになりながら髪を切ってもらった思い出も今でも鮮明に覚えてる。
この経験を通してやりたいと思ったこと
そして僕はこれらの「経験」を通して、今すぐには役に立てなくてもいずれまたなにかあったとき役に立ちたいと思い、ボランティアから帰ってきたら2級建築士を勉強しました。
僕は専門学校などでてなかったので、1年くらい学科を勉強して学科は一発で合格、製図試験が一回落ちて、翌年合格することができました。
リアルな話お金も日建学院に通うために7~80万くらいかかりました。
これらが2級建築士を勉強した理由。
そして2級建築士を勉強している過程で、大工の大会があることをこの勉強をしているおかげで知ることができたのでこのあと5年は大工の大会がやりたいことにつながってます。
今記事を書いている現在は英語にめっちゃ力を入れています。
理由はこちらの記事で語っていますが、これもやはり「経験」から紐づいて今現在やりたいことが決定してる。
「やりたいことがない」と思ってる人に伝えたいこと
僕の場合「ここに行きたい!」と思ったらそれが現実的なことなら「どうやったらそこへ行けるか?」など考えてすぐに行動を起こします。
ボランティアにも、「好奇心」からいってみたいと思い、結果建築士をとって、大工の大会に5年もでることになりました。
今までの自分を思い返してみて思ったのが、やりたいことが見つかる原因は「好奇心」を持った時点ですぐに行動に起こしてやってみたり、実際に現地に行ったりしたおかげで次にやりたいことがみつかりました。
例えばあなたが「ピアノを弾いてみたいな」と思ったら実際にやってみることです。
理由なんてなんだっていい。
小さい子に聞かせてあげられるようするとか、趣味ないしとりあえずなんかやってみたいとかなんでも。
まずは行動に移してやってみて、自分に合わなかったら別にやめればいいわけでまた次を探すの繰り返し。
そうやって行くうちに本当に自分がやりたいことがきっとみつかると思います。
将来に不安があるからお金の備えは大事だよねって思うなら(今の自分w)、お金に関してしっかり勉強するとか本読むとか。
後は「情報にアンテナを張る」もやりたいことにつながります。
例えば最近なら「メタバース」や「NFT」などの言葉がツイッターでインフルエンサー達の間でよく語っているのをみかけます。
ここでは詳しく話しませんが、これからこれらが盛り上がるだろうと議論や意見を展開しているのですが、要は今のうちにこれらに投資しておけば、世間で盛り上がったとき一気に金儲けできるよねってこと。
こういうの知ると、自分も「金儲けの匂い!」みたいな感じで好奇心が刺激されて言葉の意味や投資に興味を持ちませんかね?
この興味から投資をしっかり勉強してやってみようとか思ってやりたいことにつながるわけです。
こうやって情報を取得していくとやりたいことが多すぎて、僕の場合は逆にやりたいことの取捨選択に迫られるのですw
「やりたいことがみつからない」と思ってたら、「好奇心」を探して、少しでも「あ、これいいかも!」なんて思ったらまずはやってみる。
そんであわなきゃやめてまた次を探す。
こんな感じでいいんじゃないですかね?
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