英検

英検準1級対策(独学) 長文読解編

こんにちは、オクトパスです。
今回の記事では「長文読解編」ということで英検準1級一次試験合格までやってきた対策を紹介します。
まだ単語を全然やってないという方は単語から先に勉強することをおすすめします。

英検準1級対策(独学) 単語編どうも、オクトパスです。 この記事では英検準1級一次試験合格までやってきた「単語編」ということで単語の学習方法を参考書などと共に紹介し...

2番目は何を?というと2番目以降というか単語以外は自分でスケジュールを立ててやってくのがいいと思います。
単語だけは毎日やってたのでこれだけは最優先でって感じ。詳しくは「まとめ編」で紹介します。

んで本題。正直2級まではフィーリング読みっていうのかな、それで点数は普通に取れたし合格もできました。
もちろん文法もやっていたといえばやってたけど英検準1級の勉強を始めていかに自分がいままでテキトーに文法の勉強をやっていたのか思い知らされた。

問題をみてまず文が難しい!!
選択肢の答えがさらに複雑すぎてマジで理解不能…
人間の読みものじゃねぇぇ!(言い過ぎw)

2級合格から間もないころ準1級の問題をみて思った感想です。
これはしっかり文法を理解して構文をとって読まないといけないと打ちのめされましたね。

構文をとるとは、英語には英語の文構造(語順)があって、その特徴的な並び方のことを「構文」と言います。 また、英文を読む際に構文を理解する作業のことを「構文をとる」と言い、構文をとるための勉強を「英文解釈」の勉強と言います。

↑それっぽく語ってるけどネット調べてうまい説明のやつ載せてるw

この「構文をとる」ということが長文読解においてめちゃ重要なので覚えておいてください。
これから準1級ないしは1級、それかTOEICでもなんでも英語で上級者を目指すうえで絶対に避けて通れないものです。
というか準1級を受けようと思うくらいだからもう文法が嫌だとかそういう感情がある人は少ないかと思う。…だよね?w
まぁ文法とかまだ嫌いとか言ってる人は好きになっちゃってください(笑)
僕ももちろんまだまだだけど、構文をとって読めるようになっていくことで小説や難しい英文も読めるようになってきて本当に楽しくなってきます
そこに至るまでの道のりが厳しいですが準1級の合格のためにぜひしっかり取り組みましょう!

長文読解の学習方法

基礎英文解釈の技術100

まずはこの1冊をおすすめしたい。大学受験とか入試うんぬんって書いてあるけど例題が大学で出た問題が使われてるだけで英文の解説は非常にわかりやすいです。
間違えないでほしいのが同じシリーズにある「英文解釈の技術100」。
基礎」の字がないやつもあるんですがこちらは難関大に向けた本でこっちは読んだことないんだけどおそらく難しいのでまずはこの「基礎英文解釈の技術100」を。
逆にこれも難しいとおもったらひとつレベルを下げて「入門英文解釈の技術70」でもいいかもしれません。

この本をやったおかげで英文の見る目がめちゃ変わりました

S(主語)はどれでV(動詞)はどれで他動詞ならそのO(目的語)はどれなのか。
形容詞は名詞を修飾するやつで、副詞は形容詞や動詞など名詞以外を修飾するやつだなとか。
節とは、主語と動詞の構造がある語のまとまりで名詞節は一見文みたいだけど一塊で名詞として扱えるから主語や補語、目的語にも使えるな。とか英文に対する意識が180度変わります。(文法がしぬほど嫌いだった俺どこいったw)

なんていうかわかってくると本当に面白いんですよね。ただわかるようになるまでがきつい!だからここで挫折しないでほしいです!

リーディング問題完全制覇 ジャパンタイムズ

はじめに紹介した「基礎英文解釈の技術100」をいったんざっと1周したら問題を解き始める。
1周こなすのにそんなに時間をかける必要はありません。なぜかというと1周で全部理解できるわけがないからです(笑)
まずは1周構文をとるとはどういったものなのかという概要を知るつもりでさっと取り組んで2周目以降しっかり理解しながらやろうと思う気持ちでやるといいです。

そして「基礎英文解釈の技術100」を2周目をやると同時進行にこの「リーディング問題完全制覇」をやっていく。
基礎英文解釈の技術100はいわばルールブック。主な目的は英文をどのように読んで理解していくのかを助けてくれる本。
やはりルールだけ読んでいては何事もうまくなるはずはないので実戦練習として準1級レベルの問題を解く。

この時、時間など気にせず精読することを心掛ける。精読するとはしっかり構文をとりながら読むことで文法の構造などちゃんと気にしながら読む。
解説も充実してるので解説の助けを得ながらも読む。
はじめ解くときはなるべく自分の力だけで解いてなんなら問題文、選択肢の答えにSVOCなど書いて自分なりの答えを考えてから答えと解説を見て自分の中に理解を落とし込んでいく。

地道だけど本当にこの繰り返しで、繰り返しやっていくことで読むのが早くなり試験本番にも対応できるようになってくる。

マジで早く読む裏技なんてなくて地道に精読を繰り返して英語のちからがついてきてはじめて早く読めるようになっていきます。

英検準1級が難しいのは僕もめちゃめちゃ痛感してきました。
2回とも本気で試験対策してきてそれで落ち続けてきたのでヘコミました。
X(旧Twitter)では落ちた当時強がってましたがww

まとめ

・英検準1級にフィーリング読みは通用しない(単語だけで文の意味を読み取る)

・英文の構文の取り方、構造をしっかり理解するために英文解釈の技術100をやる

英文解釈の技術100をさっと1周したら過去問ないしはリーディング問題完全制覇を解く

・早く読む裏技なんてないので繰り返し精読していって地力をつける

以上が僕が英検準1級一次試験合格まで取り組んできたことでした。

過去問より先に「リーディング問題完全制覇」をおすすめする理由は過去問のほうが難しいと感じたからです。
といってもリーディング問題完全制覇の問題を初めてやる人もこれもむずいよ!って思うけどw
あと過去問の解説よりしっかり解説が載ってるのと、単語や熟語もたくさん意味をちゃんと載せてくれているので単語力アップになるからです。

僕の長文の成績は以下の通り

1回目→大問2 2/6
    大問3 4/10

2回目→大問2 2/6
    大問3 /10

3回目→大問2 2/6
    大問3 4/10

これ書いてて思ったんだけど長文大問2の語句空所補充問題苦手だw
2回目の大問3に注目してほしいんですが10問中7点とれてました。僕は試験3回とも大問1(語彙パート)→ライティング→大問2→大問3の順番で解いてました
2回目受験時がしっかり点数とれた理由がこの時はライティングにあまり時間がかからなかったので長文にかける時間をしっかり確保できたことが理由です。
逆に3回目の大問3の点数が低い理由はライティングに時間をかけすぎて長文を解く時間をしっかり確保できず焦ってしっかり英文を読めなかったことが原因。
ただこの時のライティングは8割超える点数でしたが。

なにが言いたいかというとしっかり落ち着いて読めば点数をとれる実力はついていたこと。
過去問もたくさん解いてきたけど時間を気にせずに解いてたらほぼ正解になるくらいの実力はついてました。

ただしかし!!本番はやはり時間制限というプレッシャーの中でやるのでなかなか落ち着いて解くことはできないと思います。
こればっかりはもう数多く問題を解いて精読してを繰り返して、読む精度と速さを鍛えていくしかないと自分の中で結論づけました。

長文読解編は以上です。
この記事が英検準1級合格の助けになれればうれしいです(*’▽’)

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