今回の記事では僕が好きな小説の一冊を紹介したいと思います。
僕自身、この作品のタイトル「オズの魔法使い」という名前くらいは聞いたことがあったんですが、正直ちゃんと内容までは把握してませんでした。
しかし、実際に読んでみて面白かったので是非記事にしてみようと思いました。
まだ読んだことなくて、または映画もみたことないけどざっくり内容は知っておきたいと思う方向けの記事です(*’▽’)
注意:この先ネタバレが含みます
今回要約してる内容は、映画のものではなく小説版です。
The WIZARD of OZ オズの魔法使い
登場人物紹介
ドロシー&トト
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物語の主人公ドロシーとその愛犬のトト
トルネード(竜巻)に巻き込まれ、マンチキン(小人)たちが住む国へと飛ばされてしまう。
そして、良い魔女に出会い「偉大なる魔法使いオズに頼めば自分が住んでいた故郷カンザスに帰してくれるかもしれない」とヒントを得て魔法使いオズが住む街、エメラルドの街を目指し旅に出る・・・
かかし
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ドロシー達がはじめに会う仲間の一人
竿(さお)にささって身動きができない所を助けてあげ、一緒にオズのもとへ行こうとドロシー達と行動を共にする。
オズに会い脳みそを貰うために・・・
ブリキのきこり
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旅の途中で出会う2人目の仲間
うっかり自分に油をさすのを忘れてしまい、不運にも嵐にあい危ないと思う間もなくあっというまに錆びついてしまい身動きが1年以上とれなくなっていた。
そこへドロシー達が通りがかりブリキのきこりを救い、一緒に旅へと出る。
オズに心臓(心)をもらうために・・・
弱虫のライオン
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そして旅の途中で出会う3人目の仲間
ドロシー達、一行はエメラルドの街へ目指し歩いてる途中に突然このライオンに襲われます。
しかし、愛犬のトトがライオンに襲われピンチになるとドロシーは怯むことなくライオンに立ち向かいなんとピンタを一発食らわします。
ピンタを喰らったライオンは途端に弱気になり、自分が弱虫であることを打ち明ける。
ドロシー達の旅の目的を聞いたライオンは、自分も魔法使いのオズに会いたいと思い、ドロシー達と共に旅にでる。
勇気をもらうために・・・
あらすじ 要約
ドロシー、ドルネードに襲われる
ドロシーはカンザスの大平原のまっただなかに農場をやっているヘンリーおじさんと、その奥さんのエムおばさんと愛犬のトトと一緒に住んでいた。
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突然とんでもなくでかい竜巻に見舞われてしまい、地下壕に逃げ遅れてしまい家の中にいる状態のまま竜巻の直撃を受けてしまう。
普通はこんなでかい竜巻にあえば粉々になるけど、不思議なことに家が2,3度ぐるぐるまわって宙に浮かび上がった。
家はぐんぐん上がっていって、何マイルも何マイルも鳥の羽みたいに飛ばされていった・・・
※1マイル=約1,6km
マンチキンの国に飛ばされる
家ごとマンチキンの国に飛ばされたドロシー達は、自分たちが住む世界では見られない生物「マンチキン(小人)」たちと北の国の「よい魔女」と出会う。
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このマンチキンの国は「東の国」という位置づけがされており、この東の国は悪い魔法使いが支配していた。
しかし、ドロシー達が空から家ごと降ってきたさいその家に悪い魔女は潰されて死んでしまう。
悪い魔女に支配されていたマンチキンの人々は、悪い魔女がドロシー達のおかげで退治されたとドロシーを英雄扱いし、盛大に歓迎する。
この「オズの国」全体では東西南北の国にそれぞれ魔女4人しかいない。
そのうち北の国と南の国に住む魔女はよい魔女。
そして、東の国と西の国には悪い魔女が住んでいる。
今回の件で東の国の悪い魔女は死んだので悪い魔女は西の国の魔女だけになる。
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北の国のよい魔女は悪い魔女が履いていた魔法の靴(小説では銀の靴と書いてある)をドロシーに渡す。
ドロシーはカンザス(故郷)に帰りたいと「よい魔女」にアドバイスを求めると、国の中心「エメラルドの街」を目指しなさいと進言する。
ここには東西南北4人の魔女とは別に、「大魔法使い」オズがいて、「たぶんそのひとが助けてくれるでしょう」と助言をもらい、ドロシーと犬のトトはエメラルドの街へと目指す。
3人の仲間と出会う
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登場人物で紹介した、「かかし」「ブリキのきこり」「弱虫のライオン」と出会い、それぞれの目的のためにドロシーとエメラルドの街にいる「大魔法使いオズ」に会いに行くために旅にでる。
様々な困難を乗り越え、エメラルドの街へ!
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道中、道に谷底深い裂け目があって、橋もなく渡るのに苦労したり、「カリダー」という恐ろしい獣に襲われたり、広々とした川が目の前に広がり向こう岸に行くのに苦労したりと様々な困難があったが、仲間たちと協力し合いそれらを乗り越えついにエメラルドの街へ行き着く!
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ついに「魔法使いオズ」に会うことができたドロシー達は、オズに「エムおばさんとヘンリーおじさんのいるカンザスに、わたしを送りかえしてください」とお願いをする。
しかし、オズは「西の国の悪い魔女を退治してくれ」と条件をつけられてしまう。
他の仲間達もみな、同じ条件を突きつけられることに。
そして一行は悪い魔女がいる西の国へ・・・。
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なんとかして、悪い魔女を退治したドロシー達は、約束を果たしたので再びオズのもとへ戻ることに。
ドロシーは「約束を果たしていただきに参りました、オズよ。」
と故郷のカンザスに帰してもらう約束を果たしてもらうために、行きました。
だがオズは「なんと急な話!明日また来なさい、わたしには考える時間が必要だから」
と言って突き返してしまいます。
これに怒ったドロシー達は、魔法使いをおどかしてやれ!とライオンが大きな、堂々たる声で吠えた。
あまりに恐ろしい声だったものだから、トトはびっくりして逃げていき、隅に立ててあった「ついたて」につまずいてしまった。
「ついたて」に隠されていたまさにその場所に、はげ頭でしわだらけの顔をした小男が立っていた。
大魔法使いオズの正体!
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「大魔法使いオズ」と言われていた人物は、実はただのごく普通の人間だった!
正体がバレたオズはすべてを白状した。
この男はもと、気球師であり、サーカスの日に気球に乗って空に舞い上がったら、ロープがもつれて下りれなくなり、ついには見知らぬ国(現在ではオズの国と言われている所)に流れついてしまったんだとか。
この国に元から住んでいた人々は、この男が空から下りてきたものだから、「偉大なる魔法使い」だと思い込み、みんなを騙して国を支配していた。
願いをかなえてくれないとわかったドロシー達はオズに抗議します。
かかしは脳みそを、ブリキのきこりは心臓(心)を、弱虫のライオンは勇気を、オズはそれぞれもうすでに持っていると言い包めます。
しかし、これに納得しない3人は翌日「それっぽいもの(ようは偽物)」をそれぞれに与えて納得させる。
そしてドロシーの番。
偽物の魔法使いのオズは気球を作ってこの国から脱出しようと提案します。
気球を作って、ドロシーと共にこの国を出ようといいます。
それに承諾したドロシーは気球作りを手伝い、ついに完成し、飛び立つ日がやってきた!
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飛び立つ前に、オズは「わたしは出かけてくる。留守のあいだは、かかしがお前たちの支配者となる。わたしと同じようにいう事を聞くように」
そういって、みんなに別れを告げた。
そして気球が飛び立つとき、まだドロシーは気球に乗れていない。
なんと、愛犬のトトがみつからず、ずっと探し回っていた。
やっとこさ見つけ、大急ぎで気球に向かうが時すでに遅し、気球は飛び立ってしまいオズは「戻ってこれないんだよ」と言い放ち空高くのぼっていってしまう。
ドロシーはカンザスに帰る望みがなくなったと思ったが、ある兵士が南の国のよい魔女に聞いたらどうか?と言われ、一行は南の国へ行きます。
南の国へ
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無事たどりついたドロシーたちは、南の国の魔女グリンダに会いカンザスへ帰してくれるよう頼みこむ。
グリンダは思いがけないことを言い放つ。
「銀の靴が、あなたを砂漠の向こうまで運んでくれます、靴の力を知っていたら、あなたはこの国に来たその日に、エムおばさんのところに帰れたのですよ」と・・・。
「でもそうしていたら、わたしはすばらしい脳みそを貰えませんでしたよ!」とかかしがさけんだ。
「一生トウモロコシ畑ですごしていたかもしれません」
「わたしもこのすてきな心臓をもらえませんでしたよ」ブリキのきこりが言った。
「あの森に立って、世界の終わりまでただひたすら錆びていたかもしれません」
「わたしも永久に弱虫のままくらしてましたよ」ライオンも言った。
「森じゅう、親しい言葉をかけてくれる獣は一頭もいなかったでしょうよ」
それらの優しい言葉を聞いたドロシーはみんなの役に立ててよかったと言った。
そして別れの時・・・
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みんなに別れを告げ、ドロシーは銀の靴の使い方を教えてもらい、ついにエムおばさんが住むカンザスへ無事に帰る・・・!
以上がストーリーの内容です!(*‘∀‘)
映画と小説の違い
その前に映画の主題歌をどうぞ!
なぜだか、懐かしさを感じてしまう曲。
たぶんCMかなんかで聞いたことがあるんだろうな~って感じです。
・小説では銀の靴だけど、映画では赤い靴
・小説ではちゃんと北の国と南の国のよい魔女がでてくるが、映画では1人の魔女しかでてこない。
というか、尺の関係か、気球で帰れなくなった時点でよい魔女が現れて、すぐに魔法の靴の使い方を教えてくれ、南の国へ行くことなく、カンザスに帰る
・ケシ畑のところでドロシーとライオンが眠ってしまうシーンがあるんですが、映画では良い魔法使いが助けるが、小説では野ネズミが助けてくれます。
この野ネズミは映画では無いシーンで川を渡る場面でも助けてくれます。
・小説では、かかし、ブリキのきこり、弱虫のライオンのその後が語られる
かかしは、エメラルドの街を治める指導者に。
ブリキのきこりは西の国の魔女を退治したとき、そこの住人と仲がよくなり、西の国の指導者になってくれと頼まれていたので、その国の指導者に。
弱虫のライオンはドロシー達と旅の途中で大きな古い森を通った時、そこに住んでいる獣たちが森の王にしてくれたので、その森の王になります。
やっぱ小説はこの辺の細かいところまで知れるから僕は断然映画より、小説派ですw
まぁ映画ももちろん好きですけどね( *´艸`)
とまぁ今回はこんな感じです!
読んでくれてありがとうございます!!
ちなみに映画はアマゾンプライムでも見えるので、興味を持たれた方は是非見てください(‘◇’)ゞ
おまけ
日本語版には挿絵がないんですが、英語の原作のほうにはあるので一部紹介します(*´Д`)
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